プラチナルールは「相手に望むように接すること」ですが、もし、相手に腹を立てていて、相手の思うように動きたくないなんてこともありますよね。
「相手の思う壺」という感じがして、癪に障る・・・
夫婦喧嘩などでは多くありそうです(笑)
相手が「ごめんなさい」という言葉を待っているのがわかっているのに、素直に謝らなかったり、
「ありがとう」って言ったら図にのりそう・・・なんて感じたり
頭でわかっていても、感情が追いつかないことだってあるでしょう。
まず、人間関係において、腹が立つことがあってもよいのです。
そこで、考えてもらいたいのですが、その相手とどのような関係を築きたいのか・・・
そして、その関係を築いて、何を得たいのか?
効果的にケアフロンテーションのスキルを使うためには、目標や手に入れたい成果を明確にすることが前提となります。
例えば、上記の夫婦喧嘩だったら、喧嘩しているよりも、仲良くおしゃべりしながら食事をしたいのであれば、どうでしょう?
自分の欲しい結果が手に入るのであれば、プラチナルールーを実践することもできるのではないでしょうか?
意識的にケア・フロンテーションを使うということは、理性的で適切な表現をするということ!
適切な表現ができるということは、必ずしも相手に同意しなくてもよいし、腹が立つことがあってもよいということです。
欲しい結果を手に入れるために
ケアフロンテーションというのは、CareとConfrontationを組み合わせたBCBプログラムの創始者であるエーブ・ワグナー氏の造語です。
Care : ケアする、面倒を見る、大切にする、思いやる
Confrontation : 直面する
つまり、相手を大切にしながら、必要なことを伝え、自分がほしい結果を手に入れるための状況設定(お膳立て)をすることなのです。
特に職場の人間関係はただ仲良くすれば良いというのではなく、同じ目標に向かっていく関係性なので、このケアフロンテーションを効果的に使っていくことがひとつ人間関係の悩みを解決するポイントになります。
ケアフロンテーションには12のスキルがありますので、また少しづづ紹介していきますね。