目標達成

新しい年に向けて目標を立てましょう

今年もあとわずかとなりました

さて、新年に立てた目標を達成することはできましたか?

そもそも目標を立てていないという方もいらっしゃるかもしれません。

新年を迎えるにあたり、今日は振り返るのではなく、新年に向けて新たな目標の立て方についてみていきたいと思います。

目標とは?

以前、「将来どうなっていたいですか?」と聞かれた時に、何も答えられなかったことがあります。

キャリアデザイン研修をやっている私が、上記の質問に答えられなかったのです。

あえて答えるとしたら「可愛いおばあちゃんになりたい」といったところでしょうか(笑)

つまり”ずっと可愛い人でありたい”と思っています。

私の中での「可愛い」は

人のために一生懸命になれる人(応援できる人)

素直に人の言うことを聞ける人(受け入れられる人)

という感じなのですが、これではいつまでたっても到達ということにはなりません。

そしてかなり曖昧ですね。

こちらは目指す方向性になります。

そこで、ここでは目標とは「一定期間後に、実現する状態(到達レベル)のこと」と定義するとしましょう。

さらに、カテゴリも「仕事」とか「健康」など、範囲を絞ります。

そうするとかなり具体的にイメージできるのではないでしょうか?

そして、その具体的にイメージできた状態(到達レベル)のために、そこのゴールから逆算して、現時点のスタート地点から何をするのか行動計画に落としていくと実現する可能性が高まります。

現時点でなんとなくこうなりたいと思っているだけなら、動かないこともあったり、何かと後回しにしてしまったり、ずるずると時だけが過ぎていき目標に近づかないことのほうが多そうです。

だからまずは目標を設定することが大事ですね。

そして、実現する状態(到達レベル)は客観的に判断できる数字などで表します。

業績目標は件数や金額もしくは収入で示すことができますし、英会話などは例えばTOEICの点数、ダイエットでしたら体重や体脂肪もしくはBMIなどがありますね。

そして、立てた目標が先ほどの進みたい方向性に合っていればOKです。

目標に対していつまでに何をどのくらいしたら達成できるのか?

企業でしたら決算ごとに、金融機関だったら年度ごとに、個人事業主だったら1月から12月と、1年を単位として目標が設定されますよね。

もちろん⚪︎年後の目標でも構わないのですが、そしたら、⚪︎年後までの年数を割って、単年の目標ができます。

1年は12ヶ月ありますが、余裕を持たせるために(早期目標達成の想いもこめて)私は目標を10で割って月次目標にしています。

もちろん単純に12で割っても構いませんし、その月のイベントなどによって、目標数字を増減させても良いでしょう。

さらに月次目標を4で割って週単位にしても良いですね。

どんどん細かくしていくと1日どのくらい何をしたら良いのか見えてきませんか?

例えば、私はキャリアカウンセラーの資格取得をしようとしたとき、3ヶ月後の試験まで、最後のひと月は過去問題を解く時間として、それまでにテキストを読み終えるなら、60日で割って、1日に何ページを読む必要があるとわかるので、それは(眠くても)しっかりやっていくことにしました。

そして、ここで大事なことは、今度はその1日のやることをしっかりやっていけば、目標達成を見込めるのかを確認することです。

例えば、毎日、毎日、ごはん粒を1粒減らしても1ヶ月で1kgの体重の減量は見込めませんよね(時々、高い業績目標を達成するのに、「1日にチラシをひとり1枚渡す」なんて言う行動計画を立てる人を見かけます)。

1日のやることが決まったら、あとは、それを毎日淡々と、そしてコツコツです。

もし、この1日単位の行動が、24時間の中に組み込めないようであれば、やり方を変えるとか、優先順位を変えるとか、または目標時期(内容)の変更が求められるかもしれません。

新年に向けて新しい目標は?

1年単位でコトを考えるなら、新しい年を迎える今が最適です。

まずは仕事に限らず、やりたいこと、欲しいものなど、希望するものはなんでも書き出してみましょう。

この段階では「無理」とか「できない」という可能かどうかは考えないで思うがままに出すことがポイントです。

そして、その中のいくつかはしっかり目標設定して、ぜひ1日単位まで行動レベルに落としてみてくださいね。

そして、それを実践すれば1年後には大きな差が創れていることでしょう。