「今日も暑いですね〜」
この時期、まずは人とお会いして交わし合う、一番多い言葉ではないでしょうか?
本題に入る前に、季節やお天気の話をすることは、その場にうちとけ、そして、誰にでも共通してできる会話であり、自然と話しやすいアプローチになりますね。
ただ、どうでしょう。
その後の会話・・・
「そうね。今日も暑いわね」
というくらいでこの会話は終了してしまい、結局、そこから肝心な話に展開することもなく、お客様との会話は終了ということがほとんどではありませんか。
声をかけないよりは、声をかけたほうが親近感がわき良いことは確かなのですが、金融機関のテラーや外回りの方でしたら、お客様との会話を深め、資産運用や保険の見直しの話などに結びつけたいわけですよね。
これではなかなかうまくいきません。
そこで、お天気や季節・気候の話も「お客様自身のことを話題」にしてみましょう。
例えば、「今日も暑いですね。夜は眠れていますか?」「だんだん涼しくなってきましたね。季節の変わり目ですが体調はいかがですか?」などです。
一般的な話から、目の前のお客様に焦点を絞る投げかけをするのです。
このアプローチで、そこからお客様のことを知るきっかけにもなりますが、まずは、「私はあなたのことを気にかけていますよ」というメッセージを送ることができます。
どこに誰と会っても「暑い!」「暑い!」と話題がでますが、そこで自分のことを心配してくれる人は、”少し特別”です。
この少しの積み重ねが、じわりじわりと相手に響き、警戒心をもたれることなく、相手の心を開いてもらえることにつながっていきます。
最初のアプローチのポイントはふたつです。
- お客様自身のことを話題にする
- 問いかけて会話を続ける
ぜひ実践して、ただの「今日も暑いですね〜」との会話の違いを感じてみてください(^^)/