研修をよりよくするために、事前アンケートを取ることがあります。
研修テーマに関して悩んでいることや工夫していること、研修や講師に期待することなどを書いてもらっています。
その中に必ずといっていいほどあるのが「自信がない」「知識がない」という声です。
私の場合、知識研修を行うわけではないので、商品知識は「ある」という前提になります。
そして、自信がないのは一つに商品知識がないからと言えるのです。
そもそもセールスにおいては、自信があってもなくてもいいと私は思っていますが、あるほうが、言葉にパワーが入り込むので、あるに越したことはありません。
そこで、自分で勉強してもらいたいのですが、最低限のこととして、以下の3つのことはやっておくと良いでしょう。
1.お客さまに渡すパンフレット・チラシなどを読み、理解する
2.申込書類などを自分で記入して、手続きを経験しておく
3.パンフレットを自分の言葉で説明できるようにしておく
もう少し詳しく説明していきます。
1.お客さまに渡すパンフレット・チラシなどを読み、理解する
まず、自分が人にご案内するものです。
自分で分からないことがあれば、接客中に困ることになります。
分からないことがあれば、先輩に聞いたり調べたりして、理解しておきましょう。
2.申込書類などを自分で記入して、手続きを経験しておく
商品を実際に自分が申し込むつもりで、書類を記入します。
その際に「銀行 太郎」みたいな名前で赤字で記入すると書き方見本になるので一石二鳥です。
その際に、お客さまからもらう書類チェック表や手順などを作ってしまうとさらに良いでしょう。
3.パンフレットを自分の言葉で説明できるようにしておく
最初は書いてあることを、手で示しながら読んでも構いませんが、自分の話し言葉にしていきましょう。
パンフレットには書かれていないコネタや体験談など入れると自分のこととして話を聞いてくれる人が多くなります。
何回も何回も声に出してやってみる!
それでも自信がないというのであれば、まだ回数が少ないと言えるでしょう。
自信をつけると言うよりも、慣れること!
うまく話そうとするよりも、慣れること。
数を重ねてみてください。