セールススキル

営業スキルを磨く前に確認すること

新しい年号が始まりましたね。気持ちを切り替えたり、何かをスタートさせたりするのにはとても良いタイミングです。

行動しているか否かで結果が変わる

さて昨年度末、研修を担当している金融機関様より「目標達成しました」という報告を何件もいただきました。数字にこだわっている私として非常に嬉しいことで講師冥利につきるといったところでしょうか。

業績を出している店舗(担当者)と出していない店舗(担当者)では明らかに違うことがあります。それはアプローチの“数”です。つまり行動しているか、していないかの差が結果に反映されます。実は、営業スキル云々の前にここをみていくことがポイントです。

アプローチ件数をカウントする

ある商品で10件のアプローチをしたところ、1件は獲得できるとします。10件のうち1件獲得ということは、言い換えると9件は断られるということです。

多くの人が9件のアプローチをしているうちに「私は営業が苦手かも」「断られ続けて心が折れる」などとアプローチを止めてしまいがちになります。
しかし9件断られるのが「普通」なのです。まずは、このアプローチ件数をカウントして、実績につながる行動の量かどうかを確かめてみてはいかがでしょう?

私の研修では実際に、何件の声かけをすると平均して1件獲得できるといった検証も行います。こちらの検証ができれば、目標件数から逆算して、担当者の人数や活動日数を割れば、1日のひとりあたりの声かけ件数が割り出せますよね。

この件数をきちんとできているか、出来ていないかをまず確認することが重要です。