目標がそもそも高い場合、やってもやってもなかなかゴールが見えない時ってありませんか?
毎年、目標達成のために必死に営業して年度末にやっとのことで目標達成したとします
新年度になると、またその高い目標が目の前に現れ、ほとんど既存取引先には声をかけ、顧客リストは断られたところばかり…なんてことが続いたら、途方にくれることもあるかもしれません
富士山の頂上を目指して
昨年、富士山に登頂しました
一番人気のない健脚者向けの御殿場ルートです
なぜ人気がないかというと、他のルートよりも距離が長いから!
しかも一歩進むと砂利で足をとられて、半歩下がるような足取りで進みます
富士山の登山は2度目でしたが、1度目の登山とは全く違うものとなりました
とにかく歩いても歩いてもゴールが見えないのです
何時間も歩いてやっと6合目…途方にくれました
ひたすら足元を見て一歩一歩進み、そして何度も足を止めました
もう前進しているのかもわからない感覚
この時に、来た道を振り返ってみたのです
そうすると、自分はずいぶんと高いところへ来たことに気づきました
そして、見える景色が今までとは別のものになっていました
スタート地点はもう見えません
そう、この道を確実に歩いて来たのです
そして、また頂上を目指して歩き出そうという気持ちになりました
通過点の小さな目標を目指して
ゴールは山頂ですが、まだまだはるか遠く、見ることもできません
心が折れそうになったとき、目の前の少し頑張ったら届く地点をひとつの目標にしました
あそこの岩まで…
あのカーブの先…といった感じです
そこまで行ったら休もうと…
休息を適度にとることも、次のステップに進むためには重要です
そして、少し先の見えているゴールならなんとか進むことができました
月次目標もしくは週次目標(日次ということだってあり)のように、目標を小さくすることもとても大事なことですね
またゴールを目指して歩き出そう
立ち止まり、来た道を振り返り、自分のやってきたこと、うまくいったことをしっかり感じると、また歩き出すことができます
(ここでは前進してきたことに焦点を当てるのがポイントです!)
大きな年度目標を達成するのは容易なことではないかもしれません
そろそろ息切れする時期なのかもしれません
進んでいると感じることができなくても、コツコツと前進できる行動を重ねていたら、確実にゴールに近づいています
時には立ち止まり、振り返り、そしてまたゴール目指して歩き出してください
目標達成した人にしか見えない景色が待っていますよ
(富士山頂から眺める景色は格別のものだったことは言うまでもありません)